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丹田とツボの関係は?実は経絡の任脈に属する重要なツボ
丹田は物質的には存在しない、いわゆるエネルギー的なもので1つの考え方、概念として言われているものです。
チャクラとの共通点もあり「第2チャクラ」と本質的には同じ場所・役割をしています。
その他、ツボや経絡といった概念では「関元(かんげん)」というツボがあります。
また、このツボの「関元」は「任脈(にんみゃく)」と呼ばれる経絡に属しています。
今回の記事では丹田について、主にツボや経絡の視点に沿ってお伝えしたいと思います。
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丹田の場所はツボでいう「関元(かんげん)」
丹田はツボでいうと「関元」というツボが同じ場所に存在します。
<ツボの「関元」について> 場所:おへそより指4本下にあたるポイント。 効能:腹部の冷え、尿もれ、生理不順、メンタルの不調、足腰の疲れ、など。 |
ツボは実際には目安の場所より数ミリ単位ずれる
実際にはツボの場所はあくまで目安であり、
その周囲にある固まったコリ(硬結)を指でさわることがポイントです。
実際にはその方の体の状態に応じて数ミリ単位でずれが生じますので、
ツボを押さえるポイントとしてはツボの目安を理解した上で、指で硬いポイントを見つけることです。
日によってその硬い部分が変わりますので、
触った感じ固そうな部位を見つけましたら少し押圧、軽く押してみましょう。
ツボを見つけたら少し押してみる。じわじわ効いてくる感覚が得られたらOK
ツボの場所をだいたい理解し、硬いポイントを見つけたら軽く押してみて、
その上で段々じわじわ「効いてきた〜!」という気持ちいい刺激が感じられたら、そこがツボです。
私の感覚では、指4本下のポイントより少し左側に硬いポイントが見つかります。
ちょうど皮膚と筋肉の境目辺りですね。
このポイントを刺激があって気持ちいいです。
このツボを指標にして「丹田呼吸」をすると、さらに「丹田呼吸」の質が上がる
ツボの「関元」を刺激した上で、ここを視点に「丹田呼吸」もできそうな方はチャレンジしてみてください。
もしかしたらピンポイントで丹田を意識して呼吸した方が、スムーズに丹田呼吸がしやすい方もいらっしゃるかもしれません。
私は適度にツボを刺激しながら呼吸を繰り返すと、
呼吸に伴うお腹の前後運動でツボが程よく刺激されて「腰が楽になってくる」感が得られました。
腰がキツい方にはけっこうオススメの方法です。
丹田(ツボでいう関元)は経絡でいうと「任脈」のエネルギーラインが交わる、ツボの1つ
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p style=”text-align: center;”>出典:https://pro-condition.com/post-2192/
ツボは厳密には「経穴(けいけつ)」と呼ばれています。
「経絡(けいらく)」とよばれる様々な種類のエネルギーラインが存在し、
そのライン状に存在する「1つのポイント」を意味します。
丹田と同じ場所にあるツボの「関元」ですが、
これは経絡では「任脈(にんみゃく)」と呼ばれるエネルギーライン上にあるポイントです。
それでは次に、経絡の「任脈」について説明していきましょう。
「任脈(にんみゃく)」について
場所:肛門と生殖器のあいだにあるツボの「会陰」からお腹側の真ん中、(正中線)を通って下唇までつながっているエネルギーライン。
特徴:生殖器の調整を行う。
また、正中線の裏側、背骨沿いを通るエネルギーラインを「督脈(とくみゃく)」と呼ばれ、
それぞれ「陰陽」の役割を担いあっていると言われています。
一緒にご説明いたします。
「督脈(とくみゃく)」について
場所:肛門と生殖器のあいだにあるツボの「会陰」から背骨を通って上唇までつながっているエネルギーライン。
特徴:脳の調整を行う。
「任脈」と「督脈」は「小周天」と呼ばれるエネルギーの循環をしている
気功の1つに「小周天」という気功法がありますが、
これは「任脈」と「督脈」をつなげてエネルギーを循環させるエネルギーワークの一種です。
ポイントは上アゴに下をくっつけながら、きちんとエネルギーを循環させるイメージで丹田呼吸をしていくのですが、
この上アゴに下をくっつけることで「任脈」と「督脈」が連結して、「小周天」のエネルギー循環がしやすくなる、
と私はお世話になった気功の先生から教わりました。
やってみたら分かりますが、肺がクリアになっていく印象がありとてもエネルギーがクリアになっていくことが体感できます。
「任脈」と「督脈」のツボは、チャクラとも類似している
この「任脈」と「督脈」によるエネルギー循環、「小周天」はチャクラとも類似している、とも言われています。
実際にどの様に似ているのかまとめてみました。
<1.ルートチャクラ> ○位置:尾骨あたりに存在する。 ○経絡とツボ、その効能 【表・裏(任脈・督脈)に共通:「会陰(えいん)」】 ・肛門、泌尿器、生殖器系の不調など。
<2.セクラルチャクラ(丹田)> ○位置:おへそより数センチ下辺り(臍下) ○経絡とツボ、その効能 【表側(任脈)関元(かんげん)】 ・生殖器系、泌尿器系、小腸系の不調。リュマチ熱など。 【裏側(督脈)命門(めいもん)】 ・腰、下半身の痛み、腸、腎臓、生殖器などの不調。
<3.ソーラープレクサスチャクラ> ○位置:みぞおち、胃・肝臓などの内臓周囲 ○経絡とツボ、その効能 【表側(任脈)中脘(ちゅうかん)】 ・胃、十二指腸など消化器の不調全般。高血圧。メンタルの不調など。 【裏側(督脈)脊中(せきちゅう)】 ・背骨、腰の痛み、膵臓、腎臓、胃の不調など。
<4.ハートチャクラ> ○位置:胸の中心辺り。 ○経絡とツボ、その効能 【表側(任脈)膻中(だんちゅう) 】 ・肺、心臓、メンタル、胸、肋間神経痛などの不調。 【裏側(督脈)霊台(れいだい)】 ・肺、気管支、背骨、腰の痛み、胃などの不調。
<5.スロートチャクラ> ○位置:のど辺り ○経絡とツボ、その効能 【表側(任脈)天突(てんとつ)】 ・喉、気管支、呼吸、舌などの不調。 【裏側(督脈)大椎(だいつい)】 ・首、肩の痛み、喉、頭、メンタル、風邪などの不調。
<6.サードアイチャクラ> ○位置:眉間の辺り ○経絡とツボ、その効能 【表側(奇穴)印堂(いんどう)】 ・頭、鼻、風邪、高血圧、不眠などに効く。 ※「印堂」は「任脈」でも「督脈」でもない、経絡に属さない単独のツボの1つ。 【裏側(督脈)脳戸(のうこ)】 ・脳、頭(顔面、側頭部、後頭部、眼)、血管(高血圧)などの不調。
<7.クラウンチャクラ> ○位置:頭頂周辺。 ○経絡とツボ、その効能 【裏側(督脈):百会(ひゃくえ)】 ・脳脊髄神経系、頭などの不調。 |
本質的にはチャクラも厳密には7つの主要チャクラ以外にもたくさんのチャクラがある、と言われています。
結局のところ日常生活で実践していく上では、ただ概念の違いやそれに伴う単語の違いくらいで、
本質的には同じ様なものではないか?と個人的には感じています。
さっそく「小周天」にチャレンジしてみよう!(男性版)
医師でベストセラー作家の矢山先生の動画です。
※矢山先生の自己紹介はこちらの動画でご覧になれます。
↓ ↓ ↓
<矢山式・小周天気功法> 1.まず気のボールを作って練り上げていきます。 2.それを任脈→督脈へと各ツボ、チャクラで活性化させながらエネルギーを循環させていきます。 |
男女とエネルギーの流れが異なるので、同じ「小周天」でもやり方が違う!(女性版)
上の動画では「男女のエネルギーの違い」の説明。
下の動画では「女性版の小周天の方法」について紹介しています。
こういったエネルギーの性質の違いを利用した整体法を体験したことがありますが、
見事に違いますし、体感も得られたことがあります。人間の体は本当に不思議ですよね。
まずは丹田を活性化させ、全身のエネルギーを活性化させる基礎を身に付けることがオススメ!
「丹田」と「ツボ」「経絡」、そして「チャクラ」との関係性などまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
概念や使われている単語が違うだけで、
本質的にはエネルギーという意味ではあまり違いはないとは個人的には考えています。
ぜひまずはあなた自身が試してみて、まずは体感してみてください。
目に見えないものほど、体感が大切です。
「百聞は一見に如かず」「論より証拠」
まずはぜひ実際に試してみてくださいね。
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