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正しい保存方法を知って美味しいあおさを食べよう
あおさが持っている強い磯の香りは、とても食欲をそそりますよね。
旅先の朝食で出てくるお味噌汁であおさを食べて、思わずお土産に買って帰る人もいるのではないでしょうか。
ただし、正しく保存しておかないと、せっかくの豊かな風味が台無しになってしまいます。
ここでお伝えする、あおさの保存方法を参考にしてみてください。
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おあさとは?
あおさは、アオサ目アオサ科アオサ属の、緑色をした海藻です。
あおさによく似たものに、青のりがあります。
青のりも同じくアオサ属ですが、あおさとは形状や風味が異なります。
あおさは葉状の海藻なのに対し、青のりは糸状の海藻で、風味は青のりの方が強いです。
そのため、あおさの価格は、青のりに比べると安い価格で売られています。
しかし、あおさは青のりより劣っているという訳ではありません。
あおさには、タンパク質やミネラル、ビタミン、食物繊維、葉酸など、たくさんの栄養素が含まれています。
100ミリグラム中に含まれる食物繊維やカルシウムは、ゴボウや牛乳より多くなっています。
また、妊娠中に必要と言われている葉酸も豊富に含まれており、栄養と言う観点から見てもとても魅力的な食材なのです。
さらに、あおさは様々な料理に使えるため、毎日の食生活に取り入れやすい食材でもあります。
代表的なものは味噌汁ですが、その他にも、煮物や天ぷら、酢の物など、あおさを使った料理のバリエーションはとても豊かです。
また、だし巻き卵や納豆の中に入れ、ちょっとしたアクセントとしても楽しむことができます。
また、ワカメやひじきなど、他の海藻と比べても低カロリーな食材のため、気軽に摂取しやすい食材でもあります。
あおさについてもっと知りたい方は、あおさのりとは?にて。
あおさの賞味期限について
あおさは、収穫された後きれいに洗浄し、充分に乾燥させてつくられます。
そのため、とても賞味期限が長い食材です。
製造メーカーにもよりますが、半年から一年ほどの期間を賞味期限として設定しているところが多くなっています。
ただし、これはあくまでも、未開封の状態を保った場合の期限です。
一度開封してしまった場合は、空気に触れることで水分を吸収してしまうため、あおさはどんどん劣化していってしまいます。
正しい保存方法を守り、できるだけ早めに食べることが望ましいです。
あおさの保存方法について
乾物として売られているあおさは、とても空気を吸収しやすいという特徴があり、また、光や温度にも敏感な食材です。
そのため、保存する場合は、湿度の少ない冷暗所を選ぶようにしましょう。
冷暗所とは、湿度が低く、気温は10度ぐらいが目安、そして、直射日光が当たらないところを指します。
特に暑くて湿度が高くなる夏の時期には、気を付ける必要があります。
この場合、他の乾物などと一緒にまとめて保存しやすいため、在庫管理がしやすく、冷暗所が近くにある場合は、必要な時にサッと取り出して使いやすいというメリットがあります。
反対に、冷暗所が近くにない場合は、取り出すのが面倒になるというデメリットが挙げられます。
家の中にそのような場所が見当たらない場合は、冷蔵庫や冷凍庫の中で保管するという方法があります。
冷蔵庫や冷凍庫の中は、自動的に湿度や温度の管理がされているため、保管場所の状態に気を付ける手間がなくなることがメリットです。
デメリットとしては、冷蔵庫や冷凍庫の中から外へ出した時に、気温差で水滴が生じやすく、気を付けなくてはならない点や、冷蔵庫の中のスペースを取ってしまう点が挙げられます。
そして、どちらで保存する場合も、開封後はしっかり口を密閉し、外気が中に入らないようにします。
この保存方法を守らなかった場合、あおさの風味はどんどん落ちて、色も茶色くなっていってしまうため注意するようにしましょう。
まとめ
あおさは、ミネラルやタンパク質をはじめ、たくさんの栄養素が含まれている食材です。
そして、味噌汁や煮物、天ぷらなど、料理のバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。
賞味期限は半年から一年程度となっており、開封後はしっかり口を密閉し、冷暗所もしくは冷蔵庫や冷凍庫で保管することが大切です。
あおさについてもっと知りたい方は下記をご参考ください。
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あおさのレシピについてもっと知りたい方は下記をご参考ください。
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